はな保育

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現役保育士のエプロン選び!ポイント5つ

保育士の仕事着として、エプロンを着用している方も多いですよね。

園から指定されたものを身に付けることもありますが、自分で用意することもあります。

ちなみに私が働いた4園中、3園は自分で用意したものを着用していました。

中には、領収書を提出すれば、被服費として年間数千円補助が出る園もありましたよ。

 

毎日身に付けるものですから、使い勝手や見た目も大切ですよね。

そこで、エプロン選びのポイントを挙げてみることにしました!

 

1.園の決まりを確認する!

まず、大前提ですね。笑

園によっては、キャラクターものがNGであったり、素材や色の指定があったりと、様々なルールがあるかと思いますので、購入前に、まずはしっかりと確認しましょう!

暗黙のルールであることも多いため、紙ベースの規則を見るよりも、先輩職員に口頭で確認するのが確実だと思います。

あとは、機会があれば、その園の保育士がどのような格好で働いているかも、実際に見てチェックしたいですね!

 

2.ポケットは深いものを!

これも大切!エプロンのポケットはなにかと使います。

ティッシュやメモ帳、お散歩中に連絡がとれるようにするための携帯電話、子どもから預かった落ち葉などなどを入れて、しかも私たちは激しく動くのです!

立ったり座ったり走ったり踊ったり、子どもと一緒に寝ころんだりすることもありますよね。

浅いとすぐに落ちてきます。一応入るな~くらいでは落ちてくるのです。

なるべく深い物を選びましょう。

落ちてくると煩わしいですし、危険ですし、メモなどを落とすと情報の流出などに繋がる恐れもありますよね。

※ポケットがいくら深くても、紛失の可能性を考え、子どもの情報などをメモするときにはイニシャル表記にするなどの配慮が必要です。

 

ちなみに、ペンなどの先が尖ったもの、シャチハタ印など蓋が小さいものは、ポケットに入れておくと、落としてケガや誤飲などの重大事故に繋がる恐れがあります。

園によっては、それらを保育中に持ち運ぶ場合は、口が閉まるポーチに入れてからポケットに入れることや、小さな斜め掛け鞄に入れるなど、独自のルールが定められていることがありますので、その辺もチェックしたほうが良さそうです。

もしルールがなくても、そういったものの管理は、個人で十分に気を付けていきたいですね。

 

3.着脱が簡単なもの!

現場の保育士が使っているエプロンは、頭から被るタイプの物が多いですね。

私もやはり、紐を結ぶよりも、着脱が簡単な被るタイプをおすすめします。

例えば、食事用のエプロンに替えるとき、エプロンが汚れてしまったとき、掃除をするときなどなど、園や場面によって様々ですが、1日のうちにエプロンを着脱する機会は意外とあります。そして、保育に支障が出ないよう、それらを手早くしたいことも多いのです。

 

ちなみに、上記のようなタイプのものは背中が隠れるのも嬉しいポイント。

子どもと一緒に激しく動いたり、前かがみの姿勢になっていたりすると、“背中が出てしまっていないかな”と気になるものですが、こういったエプロンを着ていれば心配ご無用!

おしりなど体のラインが隠れるのも、体型を気にしている身としては有難いです。笑

 

4.丈が長すぎていませんか?

丈が長く、スカートのようでシルエットが可愛いものもあります。

しかし、床に座っている姿勢から立ち上がるときに、自分の膝でエプロンの裾を踏んでしまってスムーズに立ち上がれなかったり、体操などで四つ這いになるときに邪魔になったりすることも......。

これでは保育着として困ってしまいますよね。

丈の長さは、太ももの半分くらいが目安かなぁと思います。

おしりが余裕をもって隠れるくらい。

自分にぴったりの、動きやすい丈の物を探してみてください!

 

5.せっかくなら、子どもが好きなもの!

シンプルでカフェデザイン的なエプロンも、好きです。

活動中、子どもの集中を邪魔することもないですしね!

 しかし私は、エプロンを使って子どもとかかわるのも好きなのです!

子どもが持っているものを預かるときに、エプロンのポケットにうさぎが描かれていれば、「うさぎさんに”どうぞ”する?」と誘ったり、

お昼寝から起きたばかりでまだ眠そうな子どもに、「バスも○○くんおはようって言ってるよ」と、エプロンの胸のところに描かれたバスを動かしてみたり、

などなど、日常のちょっとしたときに活躍してくれます。

子どもの方から「これは?」「(はらぺこ)あおむしだ!」などと興味をもって、かかわりが生まれたりもしますしね。

 

以上、私なりの、エプロン選びのポイントでした!

人それぞれの基準があるかと思いますので、ご参考までに。

自分が気に入ったエプロンを身に付けると、気持ちも明るくなりますよね!

エプロン探し、ぜひ楽しんでください♪

 

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保育の専門学校に通ってよかった5つのこと

前回の記事で、保育士試験を受けるより、保育士養成校に通う選択したことを書きました。この選択は、私とって非常に良かったと思っています。

 

それはなぜかと言いますと......

 

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1.計画通りに保育士資格が取れた!

卒業と同時に保育士資格を取得できる2年制の専門学校でしたので、きっかり2年で目標が達成できました。

途中単位の心配であったり、テスト、課題、厳しい実習などはありましたが、私の学年ではほぼ全員が一緒に卒業することができました。

ですので、時間とお金をかけて、目の前のことに一生懸命取り組むことが出来れば、卒業することはそこまで難しいことではないなという実感です。

......でも、大変でした笑

ちなみに、私の場合、大学ですでに勉強してきた科目の履修を免除してくれる制度を利用して、少し空き時間ができたりもしました。

 

2.幼稚園教諭免許も同時に取得できた!

入学ガイダンスの際に、「幼稚園教諭もとりますか?」と簡単にアンケートが取られ、全員が「あ、はい」と頷き、そのカリキュラムで進められました笑

幼保一元化の流れもあり、後から改めて取るよりも一緒に取った方が簡単だということで、保育士資格と幼稚園免許を同時に取得する方が多いそうです。

ちなみに、私は2年制専門学校で取得したため、幼稚園教諭2種免許を持っています。

 

3.保育園、幼稚園、児童養護施設で実習をすることができた!

これも本当に、大変でしたが、いい経験になりました。

とにかく現場を知ることが出来る。空気を感じることが出来る。自分になにが足りなくて、どうなりたいのかが見える。

今後の保育士人生を長期的に見ても、いろいろな施設の中を知ることが出来るのは、貴重な機会だと思います。

また、実習を経たあとは、現場をイメージしやすいため、授業内容がすごく頭に入ってきます。自分の中で生きた知識となるので、保育を学ぶのが一段と楽しくなりました。

 

4.保育の専門家や、保育士として働いてきた方の生の声を聞くことができた!

講義の中で、教科書の内容だけでなく、それに肉付けする形で経験談や、専門家の知見を聞くことが出来たのは、現場の実情を知る貴重な機会だったと思います。

また、そういう方とご縁ができるのも、ありがたいことですね!

 

5.仲間と一緒に同じ目標に向かうことが出来た!

私は大学を卒業してから専門学校に入学しましたので、最初はクラスに馴染めるか心配でした。

むしろ、”勉強だけして、専門で友だちは作らない!”とまで思っていたのです。

しかし、ふたをあけてみれば、同じように大学から、または社会人経験を経てから入学した方もクラスの半数ほどいらっしゃったこともあり、みんなで楽しさや悩みを共有しながら過ごす学校生活は本当に充実したものとなりました。

クラスメイトと一緒に勉強出来たこと、ときには協力して、助け合い、弱音を吐きながらも課題をクリアしていくことができたことは本当に有難いことでした。

卒業後も、保育の話ができる友人がいるのは心強いものです。他の施設で勤めている友人と話すことで視野が広がることもありました。

 

学校や環境によるところも大きいかと思いますが、私は上記の理由から、保育の専門学校に通うことが出来て、本当に良かったと思っています!

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大学を出たあと、保育士資格の取得を目指す

さいころから保育士を目指していた方は、高校を卒業し、保育の専門学校、または保育について学べる4年制大学、短大に進まれる方が多いですね。

しかし、私が保育士になりたい!と思ったのは、保育に無縁の大学生活が終わろうかというときでした。

 

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学校?試験?保育士資格取得のために

保育士資格を取得するには、2つの方法があります。

私が考える、メリット・デメリットも一緒にお伝えしますね。

 

1.上記にあげたような専門学校、大学、短大などの保育士養成校を卒業すること。

  メリット:卒業と同時に必ず資格が取得できる。

       履修科目などによって、幼稚園教諭免許も同時に取得できる。

 デメリット:時間とお金がかかる。

 

2.保育士試験を受けて合格すること。

  メリット:上記よりはお金がかからず、かかる時間も自分次第。

 デメリット:合格率が20%程度と低く、資格を取得できる保証がない。

 

私が実際に選んだ、保育士資格を取得する方法

私が選んだのは、大学卒業と同時に保育士の2年制専門学校に入学する道でした。

金銭的なことを考えると悩む部分もありましたが、決め手となったのは、やはり2年後の卒業と同時に必ず資格が取得できるということ。

当時実家暮らしだったからこそ出来た選択だったかも知れません。

 

保育士養成校選び

なるべく早く卒業して保育士として働き始めたかったため、2年で卒業できる養成校に絞り、ネットで検索して、いくつか資料を取り寄せました。

学費や立地などの条件を比較検討した結果を踏まえて、2校選び、実際に足を運んで見学に行きました。

これは声を大にして言いたいのですが、見学には絶対に行った方がいいです。

特に私の場合、大学を卒業してからの入学ということで、”きっと入学したら年下の方ばかりだろうなぁ。うまくやっていけるかなぁ”と少なからず不安を抱えながらの学校探しでしたので、その学校の雰囲気を見て選ぶことが出来たのは本当に良かったと思っています。

 

・見学:1校目

......すごく、にぎやか。

生徒さんがいらっしゃる時間帯に見学に行ったのですが、見事に絡まれました笑

「新入生ちゃーん?」みたいな、絡まれ方をして、もうほんとうに、”ここではない”と強く感じました笑

そういう雰囲気は、実際に行ってみないとわからなかったことだと思います。

何度も言いますが、このノリの良し悪しは別として、見学にはぜひ行ってください。

 

・見学:2校目

......すごく、落ち着いている。

私のように大学卒業後、または社会人を経験された後に入学される方も多いらしく、雰囲気がとても落ち着いていました。そしてなんとなく、品がある......。

学校独自の奨学金制度もあり、理念にも共感することができました。

 

かくして、私は安心してこちらに願書を提出したのです。

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私が保育士になった理由

なぜ保育士になったんですか?

これは、就職活動のときに限らず、非常によく聞かれる質問です。

専門職に就くと、この手の話題はつきものなのかも知れませんね。

”子どもが好きだから”

”小さいころ、保育園の先生に憧れて......”

というのはよく聞く話。

しかし私は、保育士を目指すまで、特段子ども好きというわけでもありませんでした。

 

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保育の世界にふれたとき

大学3年生の夏まで、私は自分が保育士になるとは夢にも思っていませんでした。

大学3年生といえば、就職活動が始まるころ。

保育とは無縁の大学に通いながら一般企業をいくつか受け、自分の将来を具体的にイメージできず悩んでいました。

そんなとき、保育士をしている友人から、「夏休みに区立の保育園で夏期アルバイトを募集しているから、応募してみたら?」とアドバイスを受けたのです。

もとから興味があったわけではなかったけれど、友人に勧められ、就活に煮詰まっていた私は、”自分がまったく知らない世界にふれてみるのもいいな”と思えました。

そして、初めて保育の世界にふれる、夏のアルバイトが始まったのです。

 

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どうして保育の世界に惹かれたか

大学が夏休みのあいだの、保育園でのアルバイト。

朝から夕方まで、平日は毎日通いました。

初めての世界で右も左もわからない中、暑い時期、外での活動もあり、力仕事もあり、決して楽なバイトではありませんでした。

しかし、私は、とっても楽しかったのです!!

 

私、感じたのです。保育とは、考える仕事である、と。

私はかねてから考え事が大好きで、大学では哲学をかじっていました。”大人になっても考えることをやめたくないな”と、モラトリアムしながら思っていたものです。

そんな私に保育は、とても魅力的に映ったのですね。

活動や、子どもとのかかわり、交わす言葉のひとつひとつが、先生方のねらい、考え、願いに基づいていて、心を動かしながら、とても人間らしく働ける仕事だと思いました。

 

また、幸運なことに、私がアルバイトした園は人間関係が良好でした。

今思えば、公立園で、待遇や職場環境が良かったことも起因しているのかなと思いますが笑、保育園にありがちな、ギスギスした雰囲気はなく、不慣れな私のこともあたたかく受け入れてくれていました。

そして、保育園で働いて、子どもひとりひとりとかかわり、名前や個性を知っていくと、ついに私にも”子どもがかわいい”という感情も芽生えたのです笑

他にも、絵本の読み聞かせや、歌うことももともと好きだったので、どんどん保育の世界に対する気持ちが強くなっていきました。

 

そうして、保育士になるべく奮闘する日々が始まるのです。

 

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